目指せ、自転車星人!

何歳までも自転車生活

2018 Festive500②:鉾田・鹿嶋138km

12月26日午前9時前に厳寒用のサイクリンググローブを着け、ネックカバーを目の下まで引き上げてスタート!

 
このルートは何度も走ったことがあり飽きかけている。まだ走ったことのない車の少ないルートを開拓しようという冒険心がうずいた。
 
区間距離のない簡単なキューマップを作っていったが古い道は目印に乏しく、一つ曲がり角を間違えるだけで全然違うところに連れていかれてしまうことが多い。この日は正にそう。
海老沢あたりでグラベルになり、方向的には抜けられるだろうという農地に入って行った。自転車を押して十数歩歩くと、自転車が動かなくなった。霜どけの柔らかい赤土が厚くタイヤについて、キャリパーブレーキに詰まってしまっていた。
「えーん、今日はブレーキクリアランスの小さいアルミロードレーサーだお! シクロクロスの日じゃないお!」
 
心の中で叫びつつ、自転車を担いで進む。
 
お正月用の花卉を収穫している女性が二人いた。こんなところに自転車で入って来たのと呆れられたが、脱出ルートを教わることができた。訊けば収穫しているのはモクレンの枝で、温室で開花させてから出荷するという。お礼を言い、教わった方へ進む。
脱出ルートの目星がついたところで自転車を下ろし、枯れ枝を拾って泥を掻き落とした。完全にはきれいにならないが、キシリウムSL(ホイール)が回ってブレーキが効けばいい。ペダルはマウンテンバイク用のシマノSPDなので泥はけは問題ない。
 
県道50号に出ると流石に自転車の汚れが気になる。コンビニで小休止。落ちていた串でさらに泥落とし。もう今日は自転車が人目に触れないよう休止を減らして行こうと決意した。
 
鉾田で霞ヶ浦(北浦)のダムカードをゲット。すぐそばのカフェで早めの昼食を摂り気合を入れ直した。ランチがリーズナブルな価格で提供されており、このためだけにサイクリングに来ても良い内容で感激した。
 
鹿島スタジアムのそばを通り、海に近い道に出た。アントラーズクラブハウスは思いの外遠く感じたが、無事鹿嶋市アントラーズマークのマンホールカードをいただけた。水戸市民の私にとっては青いチームがホームという感覚なので、何かアウェイ感のある場所であった。(2015年の天皇杯対鹿島戦のPK戦での勝利後、自走で午前1時半に帰宅したのはいい思い出)
 
鹿嶋大野のコンビニで小休止してから、2015年の帰宅ルートとほぼ同じ道程をノンストップで帰水した。
スーパーマーケットで夕食の買い物をしたら今日も真っ暗に。
 
ちっぽけな冒険心は十二分に満たされた一日だった。
Festive500達成まであと215km‼︎

この日のライド