目指せ、自転車星人!

何歳までも自転車生活

かすいちmini 60km+自走往復

さあて、かすいちmini 60kmの完走認定を受ければかすみがうら市公認『かすいちマイスター』だよ。距離が短いから余裕を持って走るよ。

いっしょに走る人をFacebookで募ってエスコートし、みんなで秋の味覚を楽しもうっと。
 
11月9日 土曜日
 
当日午前6時まで受付けましたが応募者ゼロ(笑)
 
140と160のStravaの走行ログやパワー分布を見て敬遠されてしまったのか(涙) いや、きっと明日にかけてもっと楽しいイベントがあるのよ。公開募集だけど見ているフォロワーさん10人くらいだしみんな家族サービスなのよね、などと自らをなぐさめ一日好き放題走ることにしてまだ暗い午前5時53分クロモリのグラベルロードで自走スタート。
 
140の往路とほぼ同じルートを取り、途中茨城空港前の「そらの駅そ•ら•ら」で、茨城県主催りんりんスタンプラリーのチェックインに初チャレンジ。10分くらい試みても上手くいかないので帰りにまた寄るからと、かすみキッチンを目指す。
 
午前8時45分、ツール・ドのかすいちmini 60kmをスタート。140、160の逆走で湖岸路を時計回りに走り出す。天気はよく微風。時刻が遅いせいか同じ方向に走る人が多い。競争ではないのでマイペースで進むが、湖岸路を離れたPC1の古墳公園では早くも一人になった。古墳の前でチェックインし撮影を終えたら今日もアプリがハング。うーむ、デジカメくんには助けられるなあ。
丘を降り、湖岸路に戻る。常磐線を渡って初めての道になる。わくわくする。が、ルートの舗装された農道を大きなクレーンがふさいでいて工事中迂回指示。できれば舗装路をと県道に戻って進むが赤いジャケットを着た人が遠く未舗装の農道を同じ方向に走っているのが見えた。きっと私と同じ60の参加者だ。
天の川に沿った道でルートに復帰。すると先ほど見えた赤いジャケットの人が止まって何か確認中。挨拶だけして先に進む。するとそのすぐ先のR6をくぐる手前で、表示させていたルートラボのルート表示がぷっつり途切れている。家で確認した時はその先も見えていたので、いったんブラウザを落とした。この際だからモバイルバッテリーを接続し充電を始める。ブラウザを再起動したら、今日の全ルートがルートラボで正常に表示された。その時先ほど追い越した赤いジャケットのクロスバイクに乗った男性が追いついてきて、どうしたのかと声をかけてくれた。
ルート表示が途切れていたことを説明し再スタート。せっかく気遣ってくれたのだからと、良ければご一緒しませんか、と水を向けてみる。ほぼ同年代、快い返事が返ってきた。
 
ちょっと登ってすぐPC2四万騎(シマキ)農園。明治初年創業の広大な栗農園だ。栗ソフトクリームが有名。私は来週もここに寄る予定だが、その日は大勢のイベント中。混み合っていると注文しづらいかなと考え、今日栗ソフトクリームをいただくことにした。
栗ジャムも有名で、三種類の栗ジャムが瓶ごと試食として提供された。ジャムを付けるクラッカーも一人に3枚。ボンヌママンの栗ペーストを愛好しているワタクシはこの手の味にはうるさいが、四万騎のものは栗のかけらが残っており風味が豊か。プレーンとラムとブランデーの三種類、どれも個性があり一択はしづらい。いっしょに走ることにしたAさんはプレーンをお土産として購入。私は来週までどれにするか考えることにし、四万騎農園を10時30分、そろって後にした。
 
PC3のさんろく果樹園はわりとすぐ。洋梨カップジェラートなどがあるそうだが、後日再訪することにして撮影のみ。
 
PC4のフレンチレストラン・ボンジュールはR6沿い。そこまでの下り坂の途中で何回か進路を変えなければならないのを、張り切りすぎてことごとく通り過ぎ、言い訳しながら戻って正しいルートを走る。ボンジュールには開店の11時直後に到着。かすみキッチンを早くスタートしすぎるとここのランチを食べるためには開店を待たなければならない。
今日は強度の低いペースでここから先はなるべく止まらないつもり。こういう調整ができ、タンパク質多めの定食系ならライド中でも私は昼食が食べられるのだ。とはいえ私は『走るために食べる』のだが。それでも体調急変しないよう用心してライスは少し残した。
 
11時50分に会計を終え、再スタート。残り31km、14時過ぎにはゴールし復路も自走で明るいうちに帰宅する計画だ。今日は輪行用具を持ってこなかった。Aさんにもそのことは伝え、脚を止めずに霞ヶ浦の湖畔路に戻り高浜から東進、南下する。PC5ダイヤモンド筑波の撮影ポイントを経てPC6茨城百景桃浦の碑に到達。思いつくことを片っ端から喋りながらなので距離を感じない。
桃浦の碑でAさんのツール・ドもハングアップ。Aさんの機種は比較的新しい。アプリ不調は私のiPhoneが古いせいじゃないみたい。写真でチェックインの代用ができることを説明し、先に進む。
 
PC7道の駅たまつくりはふれあいまつりで朝からごった返していた。まつりの区間は歩行者専用道路になって自転車を押して歩かなければならない。あまりに混み合っているので、なめパックンや鯉パックンなどを食べることは断念し、手持ちの補給食で小休憩。だがおまつりに遭遇し良いこともあった。
曳船が四艘も湖に出ていたのである。午後の陽光に照らされ、帆の白さが眩しい。鹿島生まれのAさんでも観光用とはいえ帆曳船の操業を見るのは初めてだそうだ。茨城県民歴わずか21年の私は言わずもがな。二人してはしゃぎ、何度も停まって写真を撮った。
 
時間を忘れているうちに14時を過ぎてしまった。霞ヶ浦大橋を渡ってかすみキッチンに戻ったのは14時30分頃。二人とも60の完走認定が取れた。
 
私はかすいちマイスターになった!
 
が、しかしマイスター記念品の金メダルは品切れで後日郵送だという。メダルを掛けた記念写真を残そうと意気込んでいたのに〜。気を取り直し、認定証を掲げてAさんに撮影してもらった。
160でアイウェアを忘れひどい目にあったので、反省しサバゲー用のゴーグル着用(笑)
 
Aさんは来週のサイクリングイベントに参加するそう。私はサポートでそのイベントに参加するからまた会えるかもしれませんねと話し、今日のお礼を言ってかすみキッチンを後にした。私が60kmを完走したのち疲れを見せず、すぐに水戸まで44km自走すると聞いてかなり驚いていたなあ。
道の駅たまつくりの脇の湖岸路を通ると、帆曳船は帆を下ろし帰港していた。さっき撮影できたのは一瞬のチャンスだったんだと感謝した。結果的にグループライドになったことへのご褒美だったのかもしれない。
 
物産館こいこいの下でりんりんスタンプラリーのヘルプを確認するとタップするアイコンを誤解していたことが判明し、こいこいに無事チェックインできた。
そらの駅そ・ら・らにも寄ってチェックインし、大いに満足して真っ暗になる寸前帰宅した。

考えようによっては記念メダルが届くのを待つのも楽しみ。それまで事故や怪我なく、自転車に乗り続けなければ。張り合いをもって日々過ごそう。