目指せ、自転車星人!

何歳までも自転車生活

8/9 山岳200km完走! その1


朝5時スタートに変更…2時起きだよ。宇都宮市内の健康ランドの個室(寝棚)に泊まり4時間睡眠。

霧みたいな雨が時折降り下が少し濡れている。コンビニで朝食と水を買い、ゴール手続き場所のウェルサンピア栃木までクルマで移動。
途中、昨日から今朝にかけての300kmを走り終えた人たちのヘッドライトとすれ違う。昨夜は福島県境付近でかなり雨に降られたのではないか。そのうち39人は今日これからの200kmも走るという。市内で入浴したりして数時間の休憩ののち、7時半にはスタート地点に戻ってくるのだ。

車内で朝食をすませた私はクルマを止め、自転車を組み立て点検。まだあたりは真っ暗。駐車場の照明のそばに止めたので幸いヘッドランプはいらない。フロアポンプで空気を入れ、ドリンクを準備。薄いウィンドブレーカーを羽織り出走準備をすばやく整えた。スタート地点までの6kmほどを自転車で向かう。アップを兼ねてなので少し強めに踏んでいく。
スタート手続きは4時10分から。提出物、ブルベカードを受け取りサイン。初めてブルベを走る人が多いということでブリーフィングがていねいで長い。走ってきて暑いのでウィンドブレーカーは脱いでサドルバッグにしまった。あたりが白んできたらツクツクホウシが一斉に鳴きはじめた。

車検ののちスタートサインを受けゴー。遅い私はBeachのメンバーに構わず一人で先行する。
先月の埼玉400kmは暑さ諸々に負けてDNFだった。苦手な山岳とはいえ2度続けてリタイヤするわけにはいかない。心の中では『まなじりを決して』臨んでいるのだ。
赤川ダムを左手に古賀志林道の登り。ジャパンカップの観戦時徒歩で登り降りして、こんな坂自転車で上がれるわけがないとずっと考えていたが辛抱している間に頂上まで上がれた。山岳賞がほしい(笑)
下りは苔むして濡れている。スタート前に「注意してね」と立ち話したかもしれない人が落車して、ボトルが吹っ飛んでいる。。。痛そうだ。大丈夫だと思うけど幸先よくないよなぁ。
県道にでて文挾を経て滝が原峠へ。登りにかかる前後でBeachの大半のメンバーに抜かれる。滝が原は登りの1.3km区間の平均勾配が17%ということだ。いちばんきつい区間で足を着きたくなるがロード乗りとしての意地が私を支えた。かなり辛かったが峠をクリア。先行していたBeachのメンバーは頂上で遅れた仲間を待っている。私は声をかけ、ふたたび先行する。下りは濡れた路面。砂が道路中央にまで溜まっていて非常に危険だ。後続で落車がないよう祈る。