2019 Festive500 Day 2
当初の計画では1日おきに120〜170kmを走り、4日間で500kmを走破することにしていた。しかし一週間予報で12月26〜27日は雨がち。濡れてしまって体調を崩すと走れなくなるかもしれない。チャレンジ期間の早いうちに半分までは距離を進めておくのが楽しくFestive500を完走する秘訣と私は考えているので、昨日1000m超登り、170km走った後ではあるが、25日は回復走として60kmほどを軽く走ることにした。
寒い季節、Festive500のためとはいえ興味のないところを目標もなく走るのは辛いので、インターネット地図を見回しながら、行きたいところに打ったピンや手書きのリストを照らし合わせて、Footpath(有料版)にルートを描いてみる。
年末年始は休みになってしまうお店に寄りながら、最近配布が始まったマンホールカードをいただきに行くことにした。
12月25日水曜日 午前10:45スタート
那珂川に沿って海に向かい那珂湊の丘の上にあるパン屋さん「はあべすと」へ。ここのこしあんは自家で炊いたものでなめらかで甘すぎない。サイクリングの補給食にちょうどいいので、タンパク質多めのソーセージパンと季節のアップルパイと合わせて購入した。
ここから北上し、体調を観察する。走行の不具合に対処しつつ国道245号の村松付近の工事状況を見る。明治時代に開通した旧村松村の村道1号線は国道との接続部分が閉鎖されてしまっていた。国道の拡幅に必要とはいえ、ちょっとショック。
東海村立旧白方小学校跡地の利用状況にも興味があったので寄ってみる。大雨時には遊水池になるよう深く掘り下げられていたが、芝生の上で大勢が遊んでいた。トイレや水飲み場もあるので、村民の憩いの場として機能しているのだと感じた。
久慈川沿いに出て、河川敷の運動場の側に村が作ると聞いていたトイレに寄ってみた。10年以上前に出ていた話がこうして実現して、サイクリング中にも利用しやすい形になっているのは感慨深い。
久慈川堤防に上がって休憩。アップルパイをいただく。元気が出たところで、台風19号で一時使用できなくなった沈水橋の竹瓦橋へ。堤防上から観察した限り通行に問題はないようなので、堤防の内側へ降り、渡河した。
遠く風神山が見え、国道6号の石名坂も臨める。農道を辿り、古来から陸前浜街道として往来のあった石名坂旧道にアタック。下ったことはあるが登るのは初めて。
クルマでも登ったことのない急坂だ。早々にインナーロー34×27Tに入れ、クルマに注意しながらノロノロと登坂。蛇行しないように努めるがあまり路肩に寄ると怖いので後続車には申し訳ないが少し車線側を登る。こんな坂を自転車で登ることに免じてかクラクションを鳴らされずに済んだ。手許のGPSで最大勾配は22%を表示。なんとか足を付かずに登坂し切り、左側に寄って小休止。後続車には頭を下げた。
坂のもう少し先にドイツパンの店「ローゼンブルグ」がある。店休日らしいがクリスマスということでシュトーレンだけ販売していた。お土産に購入する。
そこから、亀作を経由して里川に降りた。台風の被害で通れない沈水橋がまだある。今後のサイクリング企画に必要なので、復旧状況を見極めながら里川沿いを下る。峰山中学校のところの繰舟橋を渡り帰路を確保。そこから先、木造の八幡橋、新落合橋が通行止めなのを確認した。久慈川沿いに幸久橋側道橋まで遡上し、渡河。
国道349号旧道から、那珂市の曲がり屋で配布されているマンホールカードをいただき暗くなる前に帰宅した。
被災地を走るとその大変さに感情移入し、自分も被災者感覚になってしまうので被災地にはあまり立ち入らなかった。今日は実際に走って復旧状況を自分の目で確認できたので有益な一日だった。
身体の違和感はなく、明日も問題なく走れそうだ。
合計249km あと251kmでFestive500!