2019 Festive500 Day 1
年間での最大目標といっていいRapha Festive500の季節がやって来た。
12月24日から31日までの間に500km以上を実走するチャレンジイベントだ。STRAVAを通じて無料で参加でき、完走後に電子申請すると不織布に刺繍風の仕上げがしてある小さなワッペンがこれまた無料で送られてくる。このワッペンをお気に入りのジャージに付けて走れるのがとても誇らしい。
ワッペン送付は10年目の今年で最後になるということだ。是が非でも完走し、昨年に続きワッペンをいただこうと決意した。
12月24日火曜日、午前6時49分スタート。
国道50号を西に進む。途中稲田駅前後の区間は狭くて危険なので、JR水戸線の南側の農道でパスする。
暑くなってきたので停まってウインドブレーカーを脱ぎ、少し先でさらに厚手の冬ジャージを脱ぎ、グローブは長指だが薄手に交換した。
国道50号に戻り岩瀬を通過。大和駅の先のゆららの湯に到着。茨城県主催の『りんりん♪サイクルラリー』のチェックポイントになっている。スマホのブラウザを開きログインしてからポイントチェックを試みたところ、無事スタンプをゲットできた。
気を良くして国道50号を大和駅あたりまで戻り、県道を経由して雨引のSayapanを目指す。パンの販売は11時からなのでスタンプゲットだけ。この辺りは震災前に仕事で数回訪れ土地勘がある。懐かしい思いと共に走り抜けた。
りんりんロードに入って真壁に至り、旅人カフェでスタンプゲット。市役所の真壁庁舎でマンホールカードをいただく。伝承館で歴まちカードもいただけて再びりんりんロードに戻った。今日はりんりんロードをできるだけ使って移動するつもり。
しかしりんりんロードはスピードが出せず時間が押し気味なので予定の行程を少し省くことを検討しながら進む。平沢官衙遺跡は帰路に寄るので往路はつくばウェルネスパークを目指しりんりんロードを離れた。
ウェルネスパークのスタンプをゲットしてすぐりんりんロードに戻り、小田城址公園、土浦の中華福来軒、りんりんポートでのスタンプゲットに成功した。
折り返しのりんりんポートで13時。手持ちの補給食を暖かい屋内で摂り休憩。身体が暖かいうちに再出発し、近くのコンビニで夕方までの補給食を補充。
今度は『元気アっプ!リいばらき』のサイクルスタンプラリーの「筑波山コース」にチャレンジ。りんりんポートと福来軒、小田城址公園でポイントチェックに成功した。向かい風の強いりんりんロードを離れ、北条大池のそばの平沢官衙遺跡を登り気味に目指す。11月のりんりんサイクリング の時とは逆走だが無事たどり着けた。チェックにも成功。
さてここからちょっとチャレンジングに不動峠を初めて登坂する。昨日は少し降雪があったが今日は陽気がよく融けてしまっている。麓を迂回してフラワーパークにまわっても良いが、峠越えが最短距離だし日没を厭わなければリミットタイムがあるわけではないので自由に登ってみることにした。この登坂開始時点で15時。日没は16時30分過ぎなので、帰路は夜間走行になるだろう。
足を着くことなく30分ほどで峠の頂上に達した。頂上付近では落ち葉の清掃が行われており、ありがたかった。大きな声であいさつしながら作業区間を通過した。頂上でちょっと補給。そこから裏不動といわれる下りを走る。登りで汗をかいてしまっていたため、少し冷え寒い思いをした。
フルーツラインに出れば慣れた道なので、迷わずフラワーパークへ。パーキング内でチェックできるポイントを少し探したが無事チェック。イルミネーション点灯が始まっており、一生見られないと思っていたフラワーパーク・イルミネーションの一端を垣間見ることができ感激した。
次は常陸風土記の丘の獅子頭を目指すのだが、ふるさと農道のアップダウンを回避するルートを取ると遠回りになってしまう。日没まで時間がないので、ふるさと農道で最短距離を移動することにした。30分ほどで獅子頭に到着しチェック。これで筑波山コースをコンプリート!
獅子頭と自転車の写真を撮ると同時に日の入。アイウェアのレンズをイエローの夜間用に交換する。ヘルメットにつけてある赤色点滅灯のスイッチを入れ、自転車の前照灯を点灯させた。ルートを表示させるスマホの充電を確認し、補給を摂って帰路につく。
ここからしばらくは初めて走る道だ。暗くなって土地勘がない中、ルートに乗っているだけなのは知っている地点との位置関係がわからず辛い。不安が先立ちスピードが出せないので、国道355号バイパスに出たところで用意してきたルートで帰ることはあきらめ、クルマの明かりを利用しながら国道を突っ走る作戦に切り替えた。青看がしっかりあり行き先を確認しながら行かれるので、交通量の多いことを除けば路肩が広めの国道は走りやすい面もある。コンビニも比較的多いので時間帯にもよるが補給やトイレ休憩には困らない。ただし夜間は自転車側がよく目立つことが安全の大前提だ。
岩間付近で友部に抜ける分岐から国道に別れを告げた。そこからは走り慣れた道で、暗いが楽しく走れた。途中自転車店に寄り、年末年始に備えチューブを一本補充し今日の冒険をちょっとおしゃべりして、帰宅したのは19時過ぎになった。
非常に楽しく充実した170km12時間の旅であった。
Festive500達成まであと330km!