目指せ、自転車星人!

何歳までも自転車生活

9/14 自主練&パンク天使?

ちょっとだけ朝寝して、練習にGo!
昨日の講習会以降、指定ケイデンスと心拍数の魔法の組み合わせで走ったら今朝はちょっとだるい。

しかし、今日も我慢して魔法の組み合わせでアップ。すると30分くらいで疲れがとれた。疲労物質がよく抜け、毛細血管がもっともよく発達する(脂肪燃焼効率が高まる)組み合わせだと山口プロは言っていた。さらに30分くらいそのケイデンスと心拍数を維持する。そのため平坦路が必要になるので幸久橋から久慈川サイクリングロードに入る。
魔法の時間は終わったので、南高野駅跡からの三段坂に全力でチャレンジ。フルカーボンバイクにしてからまだ登ったことがないはず。わりとラクにクリアできた! こうやって苦手意識をひとつずつ克服していくのは大切なことだと思うし、最近はまたそれが楽しい。O店で休憩を兼ね、昨日の講習会の反省や確認&昼食。

それから海沿いR245を南下。そのまままっすぐ那珂川に出てもよかったのだが、気が変わって平磯経由で走るため阿字ヶ浦市街へ。すると自転車を押して歩く男女がいた。「大丈夫ですか?」と声をかけながら観察するとどうも彼の後輪がパンクしているようだ。換えのチューブがあれば修理してあげるよ、と言ってみる。今日に限ってふたりともまったく修理道具を持ってきていないそうだ。。。何てこと。私はチューブラータイヤ装備だから、チューブはさすがに持っていない。でもパッチくらいはあるかも、と停まってサドルバッグの中を漁る。すると出た出た、イージーパッチがあるじゃありませんか。三人で涼しい日陰に移動し、ヘルメットを脱ぎ落ち着いて修理開始。

彼はいきなり後輪を外そうとするので、インナートップを作るよう言う。STIはSoraだ。
後輪を外し自転車の下に上着などを敷きひっくり返して置く。
タイヤレバーでタイヤを浮かし、チューブを引き出す。パンク個所のチェックのためバルブは抜かず、空気入れで膨らましてみる。すると小さな穴を発見。ペンがあればマークしたいところだが、紙やすりでチューブの表面を荒らし、パッチを貼って強く圧迫した。とりあえず大丈夫そう。パンク個所のタイヤ側のチェック。いくつかガラス片が取れた。少し深めの穴があったので、これが原因じゃないかということになった。ビードが硬めで装着にかなり苦労する。彼自身、家でメンテナンスするのも億劫だそうだ。

「じゃもっとはめやすいタイヤにしろよ!」と言いたくなる。修理しながら「パンクの神様は修理道具を持っていないのを見逃さない」とか「チューブは一人2本携行」とかつい説教してしまう。─オバサンだもの(笑) この二人の母親くらいのトシだな、私はきっと。。。

小さな空気入れなので100回ポンピングするよう言い、真水のボトルで手を洗った。120回ポンピングしてようやく走れるくらいになった。後輪を装着して、ブレーキアーチの調整。15分くらいで復旧したか。
彼女は「テキパキやってしまってすごい!」と感激してくれたが、私としてもそれなりに死地をかいくぐってこのくらいできるようになったことは敢えて言わなかった(笑) でも、自転車乗るなら女子も少しは強くならなくちゃね。
二人は大洗にクルマを置いてきてあるそうだ。押して歩いたら2時間もかかるよ。「空気圧は万全じゃないから、段差でリム打ちパンクしないように気をつけて。じゃまたね」と言い残し、ひとり平磯に降りた。

それから朝レン帰還コースを爆走。那珂川の左岸河岸段丘下の道で、クールダウンのためふたたび魔法の組み合わせで走る。これでその日の疲れがその場で抜けるらしい。

82km4時間。

追記 翌火曜日の朝はまったくだるさを感じないで起床。練習には行かなかったが起き上がるのが苦でない。魔法のケイデンスと心拍数でのアップとダウンは、どうも効き目がありそうだ。