茨城交通茨城線(御前山線)廃線跡
私の住まいのそばを走っていたという鉄道について興味がわいたので、当時の航空写真と現在のインターネット地図を交互にながめながら路線跡を推定してみた。
すると、普段使っていて「どうしてこの道はこんなところで曲がっているのかな?」と疑問に思っていた道路が実はその路線跡なのであった。「ここの道幅はすごく広いけどどうして?」というところは停車場(駅)跡であった。
時代の違う航空写真を何枚も眺めるより、当時の地図を国土地理院から取り寄せるか、廃線マップを買えば手っとり早いのだが、こういうのは答えを先に知ってしまうと面白くない。とりあえずインターネットでお金をかけずに集められる資料を探し、乏しい材料のなかから推定してみて、近くであれば自転車で実踏調査してみて、遺構があれば写真なども撮ってみて、そういう時間とプロセスを楽しみたいのだ。
本気になれば図書館に籠もって郷土史や鉄道会社史を紐解けば、それにまつわる由緒なども補いつつ正解に到達できるだろう。時間ができればぜひそういう楽しみ方もしてみたい。
次のターゲットは水浜線(笑)